次世代レチノール?!「バクチオール」
2024.08.02
皆様こんにちは!
突然ですが、普段のスキンケアに「レチノール」、取り入れていますか?
SNSなどでも取り上げられることが多く、当院でもご紹介させていただく機会の多い「レチノール」ですが「A反応」とか、「紫外線と相性が悪い」とか、使ってみたいけどなんだか心配…と悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか🫠
本日は、そんなレチノールの悩みを解消しながらさらに効果を高めてくれるとても相性の良い成分「バクチオール」を紹介させていただきます。
♦バクチオールとは
オランダビユ(バブチ)というマメ科の植物の種子から得られる天然由来の成分です。海外では「ヴィーガンレチノール」とも呼ばれているんだとか🌞✨実はアーユルヴェーダや中国医学などでも長くにわたって使われてきた、歴史ある成分なのです。
♦バクチオールの効果
抗酸化作用
紫外線やストレスから肌を守り、増えすぎると体に悪影響を与えてしまう「活性酸素」の発生や動きを抑制し肌老化を防ぎます。さらに、お肌自体の抗酸化防御力も高めてくれます。
ターンオーバー促進
バクチオールは肌のターンオーバーを促進する作用に優れているため、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの代謝を活性化することで、ハリや弾力をもたらし、小じわの改善や皮膚のたるみを防ぎます。また、ごわつきや毛穴詰まりも解消します。
炎症予防
炎症を鎮める効果があるため、赤みなどの炎症を抑え肌トラブルの改善に効果的です。皮脂抑制効果もあり、ニキビの改善にも有効です。
つまり、「アンチエイジング」「肌のターンオーバー促進」「抗酸化作用による肌ダメージ軽減」といった、レチノールと非常によく似た効果を持っています。
♦レチノールとの違い
レチノールは「皮剥け」などのA反応と言われる副反応が起こりやすく、熱や紫外線に弱い、という特徴があります。また妊娠中は使用を控えていただく必要があります。
一方で、バクチオールは、効果の出方も持続的で刺激がとても弱いため敏感肌の方でも使いやすく、紫外線の影響もほとんど受けません。妊娠・授乳中の方も安心して使うことができます。
レチノールと似た働きをするのに、赤みや皮むけが起きにくく、誰でも使いやすい、というのはとても大きなメリットですね🩵💛
♦バクチオールとレチノールを併用することのメリット
バクチオールには強力な鎮静作用と、成分を安定させる効果があります。
レチノールが肌にスムーズに取り入れられるように手助けをし、刺激を感じにくくしてくれます。
また、レチノールは劣化しやすい成分で安定化が難しいのですが、バクチオールが空気や光によって分解されることを防いでくれるので、より確実にレチノールの効果を感じることができます。
つまり2つの成分を併用することで、レチノールの刺激を抑えつつ、レチノールとバクチオールの効果をしっかりと感じることができるのです!とても魅力的ですよね💟🌈✨
さいごに、レチノールとバクチオールの効果を最大限に感じられるわたしのおすすめスキンケアを紹介させていただきます!
レチノール0.25%とバクチオールを配合し、表皮と真皮の接合部(DEJ)にアプローチしてくれる夜用美容液です🌝✨
また配合されているのはマイクロカプセル化されたレチノールなので、寝ている間にゆっくりと肌に放出されるようになっており、刺激を最小限に抑えてくれています😴💫
他にもペプチド、ビタミンCが配合されていたり(これらの働きは過去の特集をぜひご参照ください👆🏻)、プレバイオティクス技術により肌の細菌叢を整えてくれます
DEJは若い肌では波型に大きくうねっているのですが、加齢とともにタンパク質が減って萎縮し、うねりが小さくなり平坦になっていきます。そうすることで皮膚が緩みたるんでしまうのです🤧🙌🏻
このナイトクリームはDEJにアプローチしてくれて肌を保湿・保護しながらハリと弾力を保ってくれます🤍
みなさんもぜひ、大注目のバクチオールで若々しいお肌とともに夏を乗り切りましょう🍉☀️🎐
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