pHを意識したヘアケアを
2024.07.19
皆様pHという言葉をご存じでしょうか?
スキンケアアイテムや洗浄ケアアイテムを選択する際に目にするのは“弱酸性”や“アルカリ性”などのワードだと思います。これらは水溶液の性質でpHという数値で表示されます。
数値は1~14までの値となり、7が真ん中の中性です。7より小さいと酸性、7より大きいとアルカリ性となります。
人間の健康な皮膚(頭皮を含む)は約pH4.5~6.0の弱酸性に保たれています。
このpHは皮膚表面を覆う皮脂膜のことを示しています。
皮脂膜とは、皮脂と汗の2つが混ざりできている薄い膜のことです。この薄い膜が存在することによって、皮膚のうるおいを保ち、大気中のアレルゲンや化学物質などの外的な有害物質から皮膚を守りバリア機能が保たれています。
また、弱酸性に肌が保たれていると、皮膚表面の細菌の発育や増殖を抑制することができ、常在菌のバランスも整います。
皮脂膜は名前の通り性質が油の膜に近いため、過剰になると脂性肌(酸性)に傾き、不足する場合は乾燥傾向(アルカリ性)となります。
汗をかいたり、素肌の洗浄(洗顔料、シャンプー、ボディーソーブ、ハンドソープなど)をした後は皮膚の性質が一時的に傾きますが、皮脂膜には「アルカリ中和能」と呼ばれる働きがあり、短時間で元の弱酸性に戻ります。
しかし、皮膚が乾燥傾向にあったり、刺激に弱く敏感な状態になっているとアルカリ中和能が弱くなってしまい、pHバランスが乱れやすくなります。その結果として皮膚のpHが中性~アルカリ性に傾き皮膚の抵抗力が弱まると、炎症や湿疹などのトラブルへ繋がってしまいます。
すこやかな肌を保つためには、pHバランスが乱れないようにすることが重要です。しかし、日常的に使用する洗浄アイテムは高い洗浄力を期待できる弱アルカリ性~アルカリ性のものが多いため使い方によっては肌負担となってしまう場合があります。
特に一般的に販売されているシャンプーの多くは髪や頭皮の汚れを落とす事が目的なので
アルカリ性の商品が多いです。そのためシャンプーを使用すると頭皮環境がアルカリ性へと傾くことにより、炎症を起こしたり、雑菌が繁殖しやすい状態となり、「におい」「抜け毛・薄毛」「傷み」「フケ・かゆみ」などの原因となったりします。
前述したように、皮膚状態がアルカリ性に傾いたとしても時間経過で元の状態に戻ります。
しかし、皮膚状態にトラブルが生じている場合や機能が弱まっている場合は元の状態に戻るまでにより時間がかかり、その間に髪の悩みや問題が進行してしまうことが考えられます。
一刻も早く頭皮をアルカリ性から弱酸性に戻し、毛髪や頭皮の問題を起こさないようにするために、トリートメントが必要となります。
また、洗ったりすすいだりする間に髪同士がこすれこの時の摩擦が強いとキューティクルがはがれてしまい、そこから髪の中の成分が流れ出て、パサつきなどを招いてしまいます。
そのためシャンプーでは、できるだけ摩擦を少なくすることが重要となります。
例えば、洗浄力が強過ぎるシャンプーだと髪はきしんでパサパサに、反対に弱過ぎると汚れを落とそうとゴシゴシこすってしまいがちです。また、泡は髪と髪の間でクッションの役割をしているので、泡立ちが弱いと摩擦が増えてしまうことに…。
シャンプー選びのポイントとなるのは、
① うるおいをキープしながら汚れだけをきちんと落とす
② 泡立ちの良さ となります。
前置きが長くなってしまいましたが、私がおすすめしたいアイテムはレカルカの VIVORKAモイストシャンプー&トリートメントです!
こちらの商品は、アミノ酸系シャンプーをベースに幹細胞順化培養液を配合することで、年齢を重ねさまざな要因で細くなったり、傷んだりする毛髪、ハリがなくなりたるむ頭皮に合わせたケアを行えるエイジングシャンプーとなります。
① 養毛効果
幹細胞培養液とアナツバメ巣エキスによるスムーズな頭皮マッサージによる血行促進で毛髪を太く育てる
② 傷んだ毛髪のケア
銘酒「紀伊国屋文左衛門」由来の酒粕(酒粕エキス)、「さぬき和三宝糖」の糖蜜(トウミツ)が年齢を重ねて紫外線、カラーやブリーチ、パーマ等で傷んだ毛髪のキューティクルを包み込み、ハリやコシを与えて枝毛を防ぐ枝毛防止効果があります
③ 頭皮の引き締め
年齢を重ねるとお顔のお肌同様に頭皮もハリがなくなりたるんだ感じになります。6種類の植物エキスと一緒に頭皮をマッサージすることで血行を促進し、頭皮にハリを与え引き締めます
こんな方におすすめ
■頭皮、毛髪のエイジングケアでお悩みの方に(年齢に即したヘアケアのこと)
■老廃物を含んだ頭皮の汚れをアミノ酸系洗浄成分でマイルドに洗浄したい方に
■頭皮環境の幹細胞培養液の潤いを与え整えたい方に
■毛髪にハリ、コシを与えたい方に
★アミノ酸系シャンプーの為洗浄の際は2度洗いを推奨いたします
1度目でスタイリング剤や汚れを落とし、2度目で毛髪と頭皮をマッサージするように洗うことで健やかな頭皮環境へと導いてくれます☆
洗浄力やスッキリ感だけを求めずに、毛髪や頭皮に優しいアミノ酸系アイテムを取り入れることで、pHバランスを整え毛髪ダメージやキューティクルを守りながら健康的なヘアケアを目指していきましょう♪
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